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DOING GOOD.の由来

yuko8822

こんにちは。ゆうこりんです。

今回の記事では、このブログのタイトルを「DOING GOOD.」という名前にした理由について書いていこうと思います。

How you doing?になんと答えるか

アメリカに留学していたとき、友人やプリセプターに会ったときによく聞かれたこのフレーズ。

“How (are) you doing?”

簡単にいうと、「調子どうよ」みたいな、なんでもない日常の挨拶ですね。

日本でいうところの、出勤したときの「(別に朝じゃなくても)おはようございます〜」とか、「(本当に疲れてるかどうかは関係なく)お疲れさまです〜」みたいな雰囲気の挨拶だと思っています。

ただ、日本の「お疲れさまです」と違うところは、この質問系の挨拶には、自分なりに何らかの回答をしないといけないということ。

最初の頃は、その日最初に会ったときに調子を聞かれてそれに対して何か答えないといけないという習慣に慣れなくて、知っている人に出会いそうなタイミングでは毎回若干身構えていました笑。

でも正直、向こうも私のコンディションに本気で興味があって聞いているわけではないはずなので、変にひねった回答をする必要もないし、慣れたらほぼいつも定形文で反射的に返すようになりました。

挨拶が「How are you?」だったら、私の返答は「I’m good. How are you?」。

もし「How you doing?」と聞かれたら、私は「I’m doing good. How are you?」と返していました(こっちのパターンの方が多かったように思います)。

正直、goodじゃないときのほうが多かった

逆に私から挨拶したときも、大抵の人は「I’m good.」とか「Great!」と返してくれることがほとんどでした。本当かどうかはさておき。もちろん他のパターンも全然ありますけどね。

挨拶に関して印象に残っているのは、高校のアスレティックトレーニングルームで実習していたとき一緒だった学部生の女の子です。

彼女はその当時自分の体調やプライベートの問題など色々悩みや心配事が重なっていたようで、いつも少し疲れたような笑顔で「Not too bad.」と返してくれることがよくありました。

まぁ、本当にそんな感じなんだろうな…と思っていました。

私も当時は慣れない海外での大学院生活はとてもストレスが大きく、毎日思うようにいかないことばかりで、全く元気ではありませんでした。

心の底から笑えることなんてほとんどないようなギリギリの精神状態だったので、「How are you?」という質問にもし真面目に答えるのであれば、

彼女のように「Not too bad.」

もしくは「I’m stressed out.」だな…って思っていました。

正直、「I’m doing good!」な気分の日なんてほぼなかったです。

テキストを読むだけでもめちゃ時間かかった大学院時代

本音の「DOING GOOD.」を

そんなわけで、留学していた頃の私がよく口にしていた「I’m doing good.」は、単なる定型文で、本心であることはほとんどありませんでした。

ゆうこりん
ゆうこりん

とはいえ留学は私の人生にとってかけがえのない経験だったので、嫌な思い出とかつらい出来事とかでは全然ないのですが、生活も大学院での勉強や実習も全部ほんとうに大変なチャレンジで、気持ちの余裕がまったくないカツカツの2年半でした・・・。

あれから何年も経ち、卒業して帰国して仕事や生活も大きく変わりました。

今は個人事業主になって、さてオフィシャルブログになんて名前をつけようかなということで、改めて私が大事にしていることや、仕事のコンセプトについてじっくり考えました。

  • 「スポーツ医科学」や「正しい身体の知識」をもっとみんなに知ってほしい。
  • それは、スポーツをする/しないに関係なく、自分で自分の心身のコンディションをよい状態に保つために大事なことだから。
  • 何をするにも、結局は「心身がいいコンディションである」ことが土台になる。

要するに、できるだけ「調子のいい状態」でいたい。

私自身も、みんなも、そうであってほしい。

そういう思いで、あの頃のみたいに口先だけで元気ぶるのではなく本心からいつも「調子いいよ!」って言えように、という意味を込めてこのタイトルにしました。

私だけでなくみんなもいつも調子よく・・・なんて言うとちょっと押し付けがましく聞こえるかもしれませんが、挨拶に返答するときの「I’m doing good.」なんて、さきほども書いたとおり、やっぱりそんな大して深刻な意味なんてないと思っています。

そもそも、人生の全方面において悩みが全くない人なんていませんよね。

多かれ少なかれ、誰でも何らかの心配ごとや、もっとこうだったらいいのに、あの件については何とかしなきゃ、困ったな、課題だなって思っていることがいくつかあるのが当たり前だと思います。

そういうものをそれぞれ抱えながらも、

「人生いろいろあるけど、まぁ全体的に見ると”いい感じ”ってことで!」

っていうくらい、気楽にまとめてやっていきたい。し、やっていきましょう!という思いです。

日本語で「調子いいです。」っていうよりも、「DOING GOOD.」っていう、ちょっとラフなニュアンスもスタンスに合うなと思っています。

2016年、ボストンにて

おまけ:「ゆうこりんオフィシャルブログ」じゃない理由

シンプルに、「いや誰やねん感」しかないからです笑。

やっぱり「屋号」があった方が何かといいですよね。

ABOUT ME
ゆうこりん
ゆうこりん
グラフィックデザイナー/看護師/米国公認アスレティックトレーナー
看護師→アメリカ大学院に進学し、米国公認アスレティックトレーナーの資格取得。帰国後、スポーツメディカルに関するさまざまな活動に参加するなかで、より良い「見せ方」や「伝え方」について強く関心を持つようになり、基礎からグラフィックデザインを学ぶ。現在は非常勤で整形外科クリニックに勤務しながら、スポーツ医科学やヘルスケアに関する企業・団体・サービス向けにデザイン制作を行なっている。
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